KLMはハイネケンと共同で世界初の機内生ビールサービスの提供を開始
オランダの航空会社KLMは、同じオランダのビール醸造会社ハイネケンと協力し、高度35000フィートの加圧された環境下でも提供可能な、世界初の機内用生ビールシステムを開発。
ビジネスクラス以上での提供を計画しています。
一般的なビールサーバーは、炭酸ガス(CO2ガス)でビア樽に圧力を掛けて樽内のビールを押し出しますが、航空機内では二酸化炭素ガスの使用が禁止されているため、KLMとハイネケンは数年間の研究期間を経て、より安全性の高い空気圧タイプの生ビールサーバーを開発。
そしてこのビールサーバーを構築するために必用なパーツ製作には3Dプリント技術が用いられており、空気圧サーバーの製造に必要な複雑なパーツ造形に活用されています。
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