航空機メーカーのロッキード・マーチンが3Dプリンタで合成ダイヤモンドを生成?
米国の航空機メーカーであるロッキード・マーティン(Lockheed Corporation)は、合成ダイヤモンドの生成が可能となる「ダイヤモンド3Dプリンタ」に関する特許を申請した。
軍用機や軍用衛星などを開発するメーカーとして有名なロッキード・マーティン社は、予てより自社製品の開発や製造の新たなプロセスとして最先端のデジタル機器活用を推進している先端企業ですが
今回同社が申請したこの特許では、プレセラミックポリマーとナノ粒子充填材を原料とし、積層焼結して任意の形状の合成ダイヤモンドを生成可能にするという近未来の3Dプリント技術です。
特許内容についてはこちらからご確認ください。
ダイヤモンド3Dプリントプロセス
ロッキード・マーティン社は、この技術により生成された合成ダイヤモンドから、高品質なドリルビットや航空機関連部品などの開発を中心に計画しているようですが、この製造技術が確立されれば、宝飾業界にとっても大きな衝撃となるのではないでしょうか?
3Dプリントダイヤモンドオブジェクト例
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