- 2018-2-22
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家族やペットを一瞬で撮影できる移動可能な3Dスキャンスタジオ『3D SNAP』国内初生産
CCCフォトライフラボは、従来の3Dスキャンを凌駕する高速撮影と持ち運び可能な3D撮影スタジオ『3D SNAP』を発表。同サービスは、2月22日から東京ビッグサイトにて開催される「東京マラソンEXPO」よりサービス販売を開始する。
これまでの3D撮影サービスは、撮影に30秒から90秒を必要とし、かつその機材の重さにより固定の撮影スタジオのみで展開されていたが、『3D SNAP』は200分の1秒の撮影時間かつ普通車で持ち運び可能な3D撮影スタジオとなっている。
2018年1月に横浜で開催された「ペット博2018」に出展した同社ブースでは、ペットと一緒に撮影したい方々が列をなし大盛況となり、フィギュアの販売も好調であった。
今後は同サービスの全国展開を進めていきながら、結婚式場や撮影業者、写真スタジオ、イベント運営会社向けに『3D SNAP』自体の販売や撮影ノウハウの提供等といった事業展開を計画。
また、2018年3月より同社本社オフィス(東京都新宿区)に『3D SNAP』を常設した撮影スタジオを設立。来訪者がいつでも超短時間の3Dスキャンを体験することができる。
「3D SNAP」の特徴
「3D SNAP」は、先日公開した記事「格闘技と3D技術の融合⁈」でも紹介した、3D業界で30年以上の実績を持つ原雄司氏が、平成29年7月に立ちあげたデジネル社(http://www.diginel.co.jp/)およびデジタルアルティザン社(http://www.digitalartisan.co.jp/)が開発した3Dフォトスキャナーをベースに、デジネル社の技術支援を受けて開発した日本で初めての移動可能3Dフォトスキャンシステムとなる。
従来の移動可能3Dスキャナのように、被写体をターンテーブルに乗せて回転させる必要がなく、被写体を囲うように配置された合計102台のカメラで同時にスキャンする方式を採用。これにより、200分の1秒という超短時間でのスキャンを実現。
スキャンに要する時間がほんの一瞬のため、これまでは撮影が難しかったペットや小さな子供でも、限られた時間で大量のスキャンが可能となる。
フィギュア販売事業の特徴
従来のフィギュア販売は、フィギュアの製作料金が最低でも数万円と高額で敷居が高い上に、製作以外にも撮影が有料であるモデルがスタンダードであるが、完成時のイメージが分からないにもかかわらず料金が発生するという点で、一般に普及しにくいサービスとなっていた。
一方で、同社が展開する3D販売プラットフォームでは、販売最低価格が4,980円(税別)~と、従来の固定スタジオサービスよりも利用しやすい価格を設定。
また、利用者に対する撮影料は無料で、同社ホームページにアップされた3Dデータ(撮影された素材から生成された3Dデータ)を確認し、気に入った物を購入できるという新しいサービス体験を提供している。
フィギュアの製造においては、従来の石膏を使用した3Dプリンタでの製造から、原材料に樹脂を採用した最新の3Dプリンタでの製造を行っており、リアルな色彩表現と高い耐久性能を有したフィギュアとなっている。
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