日本の学生が氷用3Dプリンタを開発

デスクトップタイプ3Dプリンタと液化ガスで氷のオブジェクトをプリント

東京工科大学でメディアサイエンスを専攻する学生は、カスタマイズしたデスクトップ3Dプリンタを使用し、立体的な氷のオブジェクトを生成する技術を開発している。

雪や氷を利用した作品を造るには、特殊なスキルはもちろん、気温など環境にも大きく左右されるため、簡単に形作ることが難しいが、同学生はこの研究で、氷をマテリアルとして造形できる3Dプリンタを利用し、思い通りの氷のオブジェクトを生成するための技術を開発している。

この氷用3Dプリンタは、ノズル先端から液化ガスと水を噴射し、液化ガスの気化熱で水から瞬時に氷を生成し積層することで、氷のオブジェクトを造ることができる。

この3Dプリンティング技術を利用することで、気温に左右されることなく、高速に氷の造形物を生成することができるようになると言う。


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