SLA方式3Dプリンタで高精度な3Dガラスを造形

ドイツの研究チームは一般的なSLA方式3Dプリンタを利用したガラス3Dプリント技術を開発

ドイツ最古の工業大学カールスルーエ工科大学(KIT)と、半導体関連企業アプライド・マテリアルズ (AMI)の科学者等から構成される研究チームは、高純度の石英ガラス粉末と、感光性液体ポリマーを混合したナノ粒子材料と、一般的なSLA(ステレオリソグラフィ)方式の3Dプリンタを利用し、透明度が高く高精細なガラスオブジェクトを生成する3Dプリント技術を開発した。

このガラス3Dプリント技術は、熱処理によって高品質な石英ガラスに変換される光硬化性シリカナノ複合材料を使用し、3次元データをSLA方式3Dプリンタで造形する。

試験で利用されるSLA方式3Dプリンタ DWSLABのXFAB

出力された3Dプリント造形物は、熱処理によって構造物内のポリマーを除去。残されたガラス構造物は最終ステップで更に加熱され、ガラス粒子を融合させることで透明度が高く、耐熱性に優れたガラスオブジェクトの生成を可能にする。

このプロセスから生成される3Dガラスオブジェクトは、800℃までの高温にも耐える耐熱性能を有している。

過去にお伝えしたガラス3Dプリント技術(参照記事こちら)のような特殊な機器を使用しないこのガラス3Dプリント技術は、SLA方式3Dプリンタの柔軟性と相まって、ガラス素材で容易に複雑な3Dオブジェクトを生成することができるようになる。


MITの研究者等が開発したガラス3Dプリント技術から生成されたガラス作品


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