- 2015-10-10
- 最新情報
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時速300kmオーバーを目指す世界最速3Dプリントラジコンカー
これまでにも度々お伝えしている3Dプリントラジコンカー関連情報ですが、今回ご紹介するのは、RCカー世界最高速記録更新(325km)オーバーを目指す3Dプリントラジコンカープロジェクトです。
時速300kmオーバーのRCカーを製作するジェームズ・ベズウィック氏は、高精度コンシューマー機『Ultimaker2 Extended 』とPLA/PHAフィラメントを使い、空気力学を取り入れた高剛性の3Dプリントパーツを造形。
3Dプリンタを使ったパーツ造形の最大メリットは、剛性と重量調整に必要なシェル肉厚の調整や空気抵抗などの検証に必要なパーツを、思うままに短時間で造形できる点ではないでしょうか。
さらに、走行時などに破損した部位など、必要なパーツのみを簡単に造形~交換できる点も大きなメリットの一つでしょう。
今回のRCカーでは、Ultimaker 2 Extendedの特徴である造形ボリュームの大きさを活かしたサイズでボディシェルパーツを造形。
さらに今回のボディ造形では、十分な強度が担保できるPLA/PHA(polyhydroxyalkanoate)フィラメントを採用。PLA/PHAフィラメントは、生分解性のバイオポリエステルPLAで、壊れにくいパーツ造形が可能な素材です。同氏は、複数素材によるテスト実施し、この材料を選択。
今回の3Dプリントでは、ボディシェル・リアウイング・サーボホルダー・コントローラマウント・バッテリー&ケーブルクランプ・ショックアブソーバーなどを造形。
予備知識があまりなかったため、RCカーで時速300km超とF1並みの速度が出せるのには驚きました。
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