- 2017-8-2
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ドバイのショッピングモールで公開された「Dubai Creek Tower」の大型3Dプリントレプリカ
ドバイ政府は、2020年に完成する900m超の高層ビル「Dubai Creek Tower(ドバイ・クリーク・タワー)」の3Dプリントレプリカを公開した。
image:sheikhmohammed.ae
ドバイは10億ドル規模の投資を行い、現在世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファ(全高828m)を上回る高さ928mの複合高層ビル「ドバイ・クリーク・タワー」を建設している。
今回公開されたレプリカは、約3000kgの重量で、4000時間以上の時間をかけて製作された。3Dプリント部品を採用したこのレプリカは、モール内への設置を想定し実際のタワーよりも短くなっているが、ショッピングモールの3階レベルまでを占める高さを有している。
image:sheikhmohammed.ae
世界一の照合は、サウジアラビアに建設中(2018年完成予定)の「ジッダ・タワー(旧キングダム・タワー)」に譲ることになりそうだが、以前の記事でも紹介した通り、ドバイ政府は2030年までに建物の25%を3Dプリント技術で建設するというプロジェクトを展開しており、ドバイ首長(UAE副大統領兼首相)ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム指導のもと、3Dプリント技術の拡大に積極的な投資をすすめている。
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