3Dプリント技術で人口膵臓を生成

1型糖尿病患者に有効な3Dバイオプリント膵臓生成技術

ボストン大学の研究者チームは、1型糖尿病の患者に有益なプロジェクトとして、幹細胞から人工膵臓を3Dプリントする3Dバイオプリント技術を開発している。

参考資料

バイオメディカル工学の博士課程にある研究チームの学生等は、自らの体から採取された細胞である自家細胞を使い、人工膵臓を3Dプリントするための「3Dバイオプリンティングプロジェクト」の実用化に向けた研究を行っている。

研究チームは、臓器移植において重大な課題となっている拒絶反応のリスクを軽減するため、自らの体から採取された患者自身の幹細胞を膵臓細胞に分化させリザーバーに充填。3Dプリント技術を応用して細胞をレイヤー状に積層することで3D膵臓組織を生成し、患者の体内に埋め込むためのプロセスを開発している。

従来の3Dバイオプリント技術は、皮膚や粘膜など、特定の機能を有することのない部位への活用が中心となっていたが、同研究チームによる臓器プリント技術は、特定の機能を有する複雑な組織を3Dプリントするための技術研究として、実用化を目指している。
同研究チームは、3D臓器の移植に成功するには少なくとも10年以上の研究と臨床試験が必要であると見積もっているが、この研究が実用化されれば、膵臓移植が効果的な治療法となりうる1型糖尿病患者に対し、非常に有益な治療方法になる可能性があるとしている。

※膵臓は、消化液を分泌する外分泌機能と、ホルモンを分泌する内分泌機能の二つの機能をもつ臓器。


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