- 2016-5-19
- フィラメント・材料, 最新情報
- 3DFS, 3DPrinting, 3Dプリンティング, ABS, ASA, filament, FormFutura, テクノロジー, フィラメント, 工業デザイン, 工業製品, 材料, 試作
FormFuturaはエンジニアリンググレードの高性能フィラメント2種類をリリース
3Dプリント用フィラメント専門ショップ『3DFS』でも取扱い量の多い高性能フィラメントメーカーFormFutura社は、プロ仕様の高性能なエンジニアグレードフィラメント2種類をリリースしました。
※今回ご紹介する2種類のフィラメントは「3DFS」からご購入いただくことが可能です。
詳細はページ下部よりご確認ください。
ASA素材のフィラメント『ApolloX』
ApolloXは、エンジニアグレードのASA樹脂(acrylate styrene acrylonitrile)ベースの材料で、工業レベルの高い耐候性と靱性を備えた、プロ仕様の3Dプリンタ用フィラメントです。
このフィラメントは、耐UV&耐候性に優れた素材のため、屋外での使用を想定した部品や、炎天下の車中でも変形しない車載グッズなど、紫外線や熱、強度に対する耐性が必要な場面での用途に適しています。
また、ApolloXは熱安定性に優れているため、一般的なFDM/FFF方式での造形時にも反りの少ない安定した3Dプリントが可能です。
ApolloXプリント環境
- エクストルーダー温度(メーカー推奨値):235~255℃
- ヒートベッド温度(メーカー推奨値):80~90℃
※マスキングテープやBuildTak(プリント用シート)推奨 - FDA(アメリカ食品医薬品局)準拠
工業グレードABS系フィラメント『TitanX』
TitanXは、高度な熱安定性とレイヤー間の接着性能を要しており、ヒートベッドへの定着性が向上。
従来のABS素材よりもFDM/FFF方式の3Dプリントに最適化されたハイグレードなエンジニアリングフィラメントです。
また、FDM/FFF方式の3Dプリントに最適な材料特性を生かし、造形物の大きさやデザインに応じた早いプリント速度の造形にも適しています。
耐衝撃性にも優れたTitanXは、ApolloX同様にFDA(アメリカ食品医薬品局)に準拠しています。
TitanXプリント環境
- エクストルーダー温度(メーカー推奨値):240~260℃
- ヒートベッド温度(メーカー推奨値):80℃
- FDA(アメリカ食品医薬品局)準拠
3Dプリント用フィラメント3DFSでは、早速「ApolloX」と「」の取扱いを開始しました。小量サンプルから販売しておりますので、製品性能が気になる方は是非お試しください。
エンジニアグレードASAフィラメント『ApolloX:白』5M
エンジニアグレードASAフィラメント『ApolloX:白』10M
エンジニアグレードASAフィラメント『ApolloX:黒』5M
エンジニアグレードASAフィラメント『ApolloX:黒』10M
工業グレードABSフィラメント『TitanX:白』5M
工業グレードABSフィラメント『TitanX:白』10M
工業グレードABSフィラメント『TitanX:黒』5M
工業グレードABSフィラメント『TitanX:黒』10M
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