3Dプリント技術で生まれた新しいエナジードリンク

3Dプリント製マイクロカプセルと生分解性プラスチックカップで構成されたエナジードリンク「Smart Cups」

カリフォルニア州ベースのスタートアップ企業 Smart Cups(以下 スマートカップ)は、3Dプリントされたポリカプセルを含む新しいタイプのエナジードリンク「Smart Cup(スマート・カップ)」をリリースした。

起業家Chris Kanikによって開発されたスマートカップは、マイクロカプセル関連を技術を開発する Additive Advantage と提携し開発されたエナジードリンクで、ラインアップされる「Smart Cups Energy Drinks」には、プラスチックカップの底部に発泡性の活性物質および香味を含む水溶性の3Dプリントマイクロカプセルが設置されており、水を注ぐだけで16オンスの飲み物に相当する量のビタミンと栄養素を含む4つのフレーバーのエナジードリンクを作ることができる。

生分解性プラスチックカップと3Dプリントマイクロカプセルだけで構成されるこの飲料は、従来のような液体飲料を含むボトルタイプと異なり、輸送や保管に関するコストを大幅に削減するだけでなく、従来のペットボトル商品によるゴミ問題などにも対応した、エコロジカルな商品となっている。

プラスチックカップ底部に設置される3Dプリント製マイクロカプセル

スマートカップの主な利点

  • 環境にやさしい100%生分解性植物ベースのカップを利用している
  • 液体を必要としないため、物流コストを大幅に削減(同数のボトルや缶と比べ、10倍以上の物理的スペースを削減)
  • 各スマートカップ商品はゼロカロリーで、砂糖を使用していない

「Smart Cups Energy Drinks」各フレーバーは、$11.99(5カップ入)から同社オンラインショップから販売されている。


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