- 2018-11-12
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RIZEは工業グレードのフルカラー3Dプリンタ最新モデル「XRIZE」と2種類の新材料を発表
ボストンに本社を置く3DプリンタメーカーRIZEは、特許取得済み技術「Augmented Polymer Deposition (APD)」テクノロジーを採用する新しいフルカラー3Dプリンタ『XRIZE』と、2つの新材料を発表した。
ボクセルレベルのフルカラーで熱可塑性プラスチック部品を製造することを可能にしたフルカラー3Dプリンタ「XRIZE」は、同社の最初のフルカラー3Dプリンタ「RIZE ONE」をベースに、特許取得済みのAugmented Depositionプロセスを活用し、エンジニアリンググレードの白い熱可塑性樹脂を押し出し、工業用インクジェットプリントヘッドでC、M、Y、Kインクを同時に噴射して高精度なフルカラー3Dプリントを実現する。
XRIZEのクリーンで安全なプロセスが、最小限の前処理と後処理、最小限のマテリアル管理を提供することで、高精度なフルカラー部品を生成することができる。
XRIZEフルカラーデスクトップ3Dプリンタの特徴
- マテリアルインプット:4チャンネルカラーと専用のリリースインクチャンネル
- 本体サイズ:535x915x647mm
- ビルド領域:310x200x200mm
- 本体重量:61kg
- レイヤー厚:0.250mmまたは0.125mm
- プリント解像度:x / y 300dpi; 厚さ1255mm(Z 200dpi)
- プリント精度:+/- .127mm、または+/-。003mm / mmのいずれか大きい方
- 価格:55,000ドル(2019年発売予定)
RIZEはまた、XRIZEと同時に2つの新材料をリリース。
1つ目の材料「RIZIUM CARBON」は、エンジニアリンググレードのカーボン混合フィラメントで、優れた仕上がりにより、機能プロトタイピングなどのアプリケーションに最適化されている。この材料は黒色のため、CMYKインクと互換性がない。2番目の材料「RIZIUM ENDURA」は、高精度で衝撃強度の高い繊維強化フィラメントで、大型の機能部品などに最適化されており、RIZEのフルカラーインクと互換性がある。
さらに同社は、ユーザーが任意の場所からRIZE ONEおよびXRIZE 3Dプリンタを遠隔管理および監視し、生産効率を向上させるための新しいソフトウェアソリューション「RIZE CONNECT」を発表(2019年より利用可能)。ユーザーは、RIZE CONNECTを利用してジョブキューを監視し、デスクトップおよびモバイルデバイスからプリントファームを管理することできる。
XRIZE 3Dプリンタを含む同社製品は、ドイツ・フランクフルトで開催されるFormnext 2018で公開される。
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