太陽光発電で3Dプリンタに電力を供給

米国とコロンビアの学生グループは貧困地域でも安定して3Dプリンタを利用できる電源システムを開発

米国・ニューヨーク州の私立工科系総合大学、ロチェスター工科大学(RIT)の工学部の学生グループは、電力供給が不安定な貧困地域でも安定して3Dプリンタ利用できるよう、太陽光発電をベースとした3Dプリントシステムを開発した。

遠隔地や貧困地域に住む人々に対し、医療機器や日常的なツールまで、様々な恩恵をもたらす可能性を秘めている3Dプリント技術だが、残念なことに世界中の多くの地域では、安定した電気の供給を得られず、3Dプリント技術へのアクセスが制限されている。

この課題に挑戦するためRITの学生グループは 、コロンビアのカリ(サンティアゴ・デ・カリ)地区において、太陽光をベースとした電源システムによって3Dプリンタを確実に動作させるための試験を行っている。

グループが開発した3Dプリンタ用発電システムは、太陽光発電とバッテリ電力をシームレスに切り替えることができるもので、主電源が3Dプリンタに電力を供給することができない場合、システムが自動的に大型のソーラーパネルまたはバッテリから電源を供給シするステムとなっている。

RITの学生グループは現在、地元オクシデンンテ自治大学の学生グループと協力して遠隔地で作業を始めており、オクシデンンテ自治大学の学生グループが電源システムの開発に取り組んでいる間、RITの学生グループは、再生プラスチックボトルを利用した、3Dプリント用フィラメントの生成方法を開発している。

リサイクル素材による材料供給と合わせ、ソーラーパネルとバッテリーを組み合わせた電源システムをグリッド接続することができれば、遠隔地や貧困地域のコミュニティ内でも、安定して3Dプリンタを稼働させることができる。

学生グループはこの活動を通してより多くの若者の関与を促し、地域社会の改善に役立せようと独自のアイディアを展開している。


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