3Dプリント製ロボット花が蜜蜂を救う

蜜蜂の個体数増のため開発された3Dプリント製ロボットフラワー

ブリスベンを拠点に活動するアーティストMichael Candy(以下 マイケル・キャンディー)は、世界的に減少する蜜蜂の個体数を増やすための取り組みとして、3Dプリント製のロボットフラワーを利用した人工受粉方法を提案するプロジェクト『Synthetic Polleniser』を提案する。

我々の生態系において欠かせない蜜蜂は、ここ数年で大量死する現象が世界中で起きている。その原因として、気候変動、除草剤(殺虫剤)の使用、病原菌の繁殖、遺伝子組み換え作物、電磁波など様々要因が挙げられているが、中でも最も大きな影響を与えているとされているのが「バロアダニ」によるバロワ病だ。

2014年からにスタートした「Synthetic Polleniser」プロジェクトは、様々な原因により生態系に深刻なダメージを受けている蜜蜂の繁殖をサポートするため、3Dプリント技術を用いたロボットフラワーを開発。

試行錯誤の末構築したロボティックフラワーには、3Dプリントされた花弁と中央部の人口雄しべから構成されており、合成花粉と蜜をモーターで押し出して、蜜蜂の受粉活動をサポートする仕組みが組み込まれている。


実際の植物と並んで花畑に設置されているロボットフラワー

映像でも確認できる通り、実験で蜜蜂は、花畑に設置された黄色いの3Dプリントロボティックフラワーに引き寄せられ、花粉を集めている。農薬などを必要としないこのシステムは蜜蜂にとっても安全で、理想的な環境構築に役立つ。マイケル・キャンディーは、この人工受粉システムが、いつかより広範囲に設置できると信じている。

ソース:Dezeen


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