PADTはCarbon3Dプリンタで小ロット3Dプリント部品の提供を可能にする
アリゾナ州に本拠を置く、製品開発とラピッドプロトタイピングサービスプロバイダー「Phoenix Analysis and Design Technologies(以下 PADT)」は、アメリカ南西部で初めて、Carbonを使用したオンデマンド製造施設を開設すること発表した。
Carbon社の認定生産パートナーであるPADTは、CarbonのDigital Light Synthesis技術と生産システムを使用して、毎週2,000〜5,000点のオンデマンド部品を生産する3Dプリンティング工場を開設。
PADTは現在、3台のCarbon 3Dプリンタを所有しており、3時間毎に20点のパーツを生産する能力を備えている。現場でプリントされる部品は主に医療および自動車産業向けの少量特殊部品で、金型を必要とせず、複雑な形状を作成可能にする。
3Dプリンティング部品は、射出成型よりも短時間で部品を生成することが可能で、いつでも必要な時に、必要な数だけ注文することができるメリットを有している。
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