GEが無償配布する3Dプリント用ジェットエンジンデータを造形してみた

GE「Build Your Own Jet Engine」から無償公開された3Dプリントデータを利用しエンジン模型を造形

GE_Jet Engine

2014年春、GEはインドのマハーラーシュトラ州西部に2億ドル(約200億円)規模の3Dプリント工場を設立することを発表。大規模な事業計画として話題となったので、ご存じの方も多いでしょう。
GEは、この3Dプリント工場でジェットエンジンやガスタービンに使用される様々な部品(樹脂、金属問わず)3Dプリント技術で量産化する予定です。

そんなGEはこの度、コンテストの懸賞用として準備したジェットエンジン模型の3Dデータを、3Dデータ共有サイト「Thingiverse」から無償公開しました。
https://www.thingiverse.com/thing:392115
公式サイトでは、3Dプリント用ファイル(stl形式)だけではなく、組立に必要な工程図や、完成後の造形物をパッケージするためのプリントデータなど、関連する素材全てが無償公開されています。

id.artsでも早速ダウンロードし、社内のStratasys FDM機で3Dプリントしてみました(下記参照)、かなり綺麗に造形することができました。
しかし、公開されているデータの一部に欠落しているパーツがあったため、新規に3Dモデリングしid.artsのThingiverseページにアップいたしました。
http://www.thingiverse.com/thing:393595

上記部品とは別に、ナセルと専用スタンドも用意したので、必要な方は自由にダウンロードしてご利用ください。
http://www.thingiverse.com/thing:405104

☆ また「3Dプリンタは持ってないけど、この模型が欲しい!という方には弊社にて造形対応いたしますので、こちらからご連絡ください。

3Dプリント 「Build Your Own Jet Engine」

公開されている無償データを利用し、早速3Dプリント造形してみました。

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公開されたパーツ一式を造形した後は、プロ仕様の3Dプリント用研磨材「TuneD3」を利用し、バリ取りを行います。

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ほとんどのパーツは接着材で固定するため、造形する素材によって接着方法に注意する必要があります。
ABSでは、市販のプラスチック用接着剤が利用できますが、PLAは一般的な接着剤では接着できないため「アクリルサンデー」を使用し、接着します。

ABSにおススメ

シンプルなパーツ構成のため組立時に説明書は不要ですが、組み立て図が必要な方はこちらダウンロードしてください。ただし、組み立て図中には間違いが数箇所あるため、接着前に十分確認してから作業を行いましょう。

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公開されているデータから造形した部品を組み立てると、一部不足しているパーツがあることに気が付きます。
他のユーザーもアップしているように、公開されたデータには一部パーツ(part 12)が抜けているようなので、弊社でモデリングしてThingiverse上にアップしておきました。
http://www.thingiverse.com/thing:393595

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追加したパーツ(part 12)を設置すれば、オリジナルと同じように組み立てることができます。
リアベアリング(13_-_Rear_Bearing.stl)とこのpart 12をシェルに接着すれば、軸固定が完了し模型は完成となります。

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デモのように、リアハンドルを回して遊んでみましょう!

合わせて、公開されているパッケージ用印刷データをプリントし組み立てれば、デモと同じようなパッケージングも可能です。

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