欧州の建設巨大企業が3Dプリントベンチャーと提携

LafargeHolcimは3Dコンクリートプリンタで業界に技術革新をもたらす

世界的規模を誇る大手建築材料メーカーLafargeHolcimは、フランスベースのスタートアップ企業XtreeEとパートナーシップを締結。

全世界90か国に10万人以上従業員を有する巨大企業LafargeHolcimは、XtreeEが開発する巨大な3Dコンクリートプリンタ技術に着目し、建設業界にデジタル革命をもたらそうとしている。

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複雑な幾何学的構造物を合理的なコストかつ短時間で作成できる3Dプリント技術は、高付加価値建築や手頃な価格の住宅建設を実現できる手法の一つとして、XtreeEと共同で研究開発を勧める計画をしている。

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下は、XtreeEの3Dプリンタによって造形された3Dプリント構造物

この複雑な構造体は、XtreeEによって3Dプリントされた高さ4メートルの建築物で、フランスの中学校の運動施設屋根をサポートするための構造体として使用されています。
これは、ヨーロッパで販売された最初の3Dプリント構造物です。

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こちらは、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・ラボ、XtreeE、LafargeHolcimによって作成された3Dプリントパビリオン。

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建設市場にイノベーションをもたらす技術として3Dプリンティングに注目するLafargeHolcimは、3Dプリンティング技術によるフランス初の3Dプリントハウスも実現しようとしています。

以前ご紹介した「ドバイに建設中だった世界初の3Dプリントオフィスが完成」でもお伝えしたように、ドバイ政府は3Dプリント建築が大幅なコストと工期を圧縮すると共に、有害材料や廃棄物を削減できる技術であるとして、業界に向けた3Dプリント技術研究に多額の資金を投じています。
また、これまで度々ご紹介してきた中国企業WinSunのように、既に3Dプリント建築物の実販を行っている企業もあり、同分野は今後加速度を増して成長すると予想されます。


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