HPがシンガポールに大規模3Dプリント研究施設を設立

HPとNTUシンガポールが8400万ドルのデジタル製造ラボを開設する

グローバルテクノロジー企業HPは、シンガポール南陽工科大学(NTU)、シンガポール国立研究財団(NRF)と共同で、3Dプリンティング技術とデジタル製造のための研究施設『HP-NTU Digital Manufacturing Corporate Lab(HP-NTU・デジタル・マニュファクチャリング・ラボ/以下 HP-NTUラボ)』を開設する。

HP-NTUラボ開設のために投じられる総額は8,400万ドルで、この内7,400万ドルをHPが支出。これはアジア初となるHPの共同研究所で、施設は南洋理工大学のキャンパス内に開設される。

ラボには100人の研究者が勤務する予定で、第四次産業革命に焦点を当てた研究や開発が行われる。このプロジェクトは、シンガポールの国家戦略である「Research、Innovation and Enterprise(RIE)2020」計画の内の1つとなる。

HP-NTUラボでは、Additive Manufacturing(以下 AM)製造を中心とした新しい材料やアプリケーションの開発、人工知能、機械学習、サイバーセキュリティを中心とした15のプロジェクトが開始され、材料分野では、バイオプリントや高度な4Dプリンティング材料用の高度なポリマーなどを研究。AIおよび機械学習プロジェクトでは、3Dプリンティングによりさまざまな生産上の問題を予測し解決する方法などが研究される予定である。

また研究チームは、 AM製造に焦点を当てた教育カリキュラムの開発にも取り組む予定で、AM製造技術の進歩に影響する重要なブレークスルーにつながる可能性を秘めている。

シンガポール国立研究財団のLow Tech Seng教授は「この研究施設は、関連分野の大学と企業による共同研究開発パートナーシップを確立する上で戦略的に重要であり、シンガポール産業の成長に大きな影響を与える」と語っている。


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