3Dフードプリンティング企業Cocuusが250万ユーロを調達

代替肉開発のCocuusが250万ユーロを調達、3Dフードプリンティング代替肉市場を拡大

3Dフードプリンティングのスタートアップ Cocuus は、植物由来および細胞培養肉のための独自のバイオ3Dプリント技術プラットフォームを拡張するため、Big Idea Venturesが主導するプレシリーズAの資金調達ラウンドで250万ユーロ(約3億4,700万円)を調達した。

2017年に設立されたスペインのスタートアップ Cocuus は、異なるタイプの食品のプリントを可能にするため、複数の技術と独自の成分(バイオインク)を統合的に組み込んだフードテックプラットフォーム「Mimethica」下で3Dフードプリンティング技術を開発。同社は、病院や高齢者介護施設をターゲットに、ピューレを本物の食べ物のように見える料理に変える技術「Softmimic」、コーヒーやビールなどの飲み物に画像をプリントするインクジェットプリント技術「LEVELUP」、食品に画像を彫刻するレーザープリンタ・プラットフォーム「LASERGLOW」などを展開している。

同社のバイオプリンティングとスキャフォールド(足場)プリンティング技術は投資家から高い関心を集めているが、初期の3Dフードプリンティングシステムが、食肉の類似品を作ることを目的としていたのとは異なり、Mimethicaプラットフォームは、AIを使って食品の成分を分析し、肉製品の数学的モデリングを用いて類似品を開発。自動化と3Dプリント技術を組み合わせて高生産性を実現し、2022年から商業展開を目指している。

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