Kickstarterでスタートアップしたフィラメント用密閉容器
安定した3Dプリント造形を行うためには、材料の品質管理はとても重要です。とくに、筐体がオープン(密閉されていないタイプ)のパーソナル3Dプリンターでは、材料がむき出しのままであることが殆どです。
このため、材料に吸収された湿などにより、造形エラーを頻発することは珍しくありません。
ここはとても重要な部分であるはずですが、3Dプリンターに関する各種情報の中でこの部分に触れられていることが少ないように感じています。
開封後、数十時間、数日間に渡って放置したまま造形し「上手くプリントできない」などと悩まれている方も多いかもしれませんね。そんな時は、一度材料の状態を確認してみてはどうでしょう?
既存ユーザーの中には、段ボール箱や市販の梱包材などを利用し、湿気対策されている方も多いと思います。
この製品は米国内のみの発送ですが、本体価格が40~50ドル台と考えると、国内のアクリルオーダー業者さんなどに依頼すれば、似たようなケースは簡単に作れてしまいますね。
せっかく3Dプリンターを持っているのであれば、こんなケースをDIYしてみるのも良いですね。
id.artsのメイン機材の一つであるStratasys製プリンターでは、湿気防止材が含まれた材料カートリッジを本体内部に装着します。
造形部分も密閉された筐体(特許部分)で覆われているため、安定した温度管理の元で造形が可能です。
http://www.kickstarter.com/projects/1162923316/the-filament-safe-3d-printing-material-storage-sol
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