3Dプリントされたリアルハンドガン1911

金属焼結機で積層造形された3Dプリンティングハンドガン

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2013年、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された「ロンドンデザインフェスティバル2013」にて3Dプリントされた銃(プラスチック製)が展示され話題となりましたが、今回紹介されたのは金属焼結タイプの造形機でプリントされた1911(通称:コルト・ガバメント)タイプ。
プラスチック造形タイプの銃は限られた弾数しか発射できませんでしたが、こちらは金属性のため実銃に近い?性能を求めた製品のようです。

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この1911を製造したSolid Conceptsは、銃器の製造に係る業務に従事することを許可されたライセンスを有する会社で、この銃も合法的な物?のようです。
本体は金属焼結(金属粉にレーザーを照射し焼き固めるタイプ)を利用し、グリップはナイロン樹種の焼結タイプにて造形。バネや弾倉などの部品は市販されている物を利用。

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プリントされた銃をそのまま利用しても、命中精度を要する銃にするためにはかなりの後加工が必要であったと思われます。薬室の加工をはじめ、各部位の仕上工程には苦労したようです。
当然ですね

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技術的な面から言えば製造可能であるのは当然ですが、驚くのはその価格で
この3Dプリント1911の価格は一丁50万ドル以上…。
とんでもない価格ですね。

今後この技術を応用した銃は、ガンマニアのお金持ちに向けた「完全ワンオフ製品(主に観賞用?)」の製造などにも利用されるのかもしれませんね。

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常にネガティブな話題として世間を騒がす3Dプリント銃器ですが、今後もこの手の話題が尽きることは無いのでしょう。米国でも許可なく銃器を製造することは禁じられていますが、知識と必要な道具さえあれば、3Dプリンタなど利用せずとも銃器は製造出来てしまいます。これは止めようが無い現実ですね。
金属積層にしろ、プラスチック製にしろ、3Dプリントされた銃を兵器として利用することを考える方は、銃器に詳しくない方かもしれません。
テクノロジーや想像力の方が数歩先を行っている世界では、法整備などはいつまで経っても追いつかないのが現実ですね。

 

 

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