Bambu Lab、レーザー加工市場へ本格参入

Bambu Labがレーザー加工分野へ進出、「R1」で広がるデジタルものづくり

3Dプリンターメーカー Bambu Lab は、「A new Ray of making(新たな創造の光)」というメッセージとともに、同社初となるレーザー彫刻・レーザーカッター「Bambu Lab R1」を予告した。R1は、これまで同社が展開してきた3Dプリンターとは異なる独立したレーザー加工カテゴリーの製品で、2026年9月に詳細が公開される予定だ。

Bambu Labはこれまで、H2シリーズにレーザーモジュールを組み合わせることで、3Dプリントに加えてレーザー彫刻やレーザーカットにも対応する複合的な製造環境を展開してきた。一方、R1はこうした3Dプリンターをベースとした複合機とは異なり、レーザー加工を主目的とする独立した製品になるとみられる。
同社はすでにH2シリーズ向けに10W/40Wクラスのブルーダイオードレーザーを実用化しており、40Wモデルでは木材や革、不透明アクリルなどの切断・彫刻に対応。光学システムによる位置決めや高さ測定、エアアシスト、安全監視など、レーザー加工に必要な機能も統合しているが、こうした技術やノウハウがR1にどのように活かされるのかも注目される。
特に気になるのが、R1に採用されるレーザー光源だ。既存製品と同様のブルーダイオードレーザーを採用するのか、あるいはCO₂レーザーなど異なる方式を採用するのかによって、対応できる材料や加工能力、競合する製品カテゴリーも大きく変わってくる。ただし、レーザー方式を含む具体的な仕様については、現時点では公式発表を待つ必要がある。

既存のレーザー加工機能搭載モデル「Bambu Lab H2D Full Combo Laser」

R1の登場でもうひとつ注目したいのが、Bambu Labが3Dプリンターメーカーから、より幅広いデジタル製造環境を提供するメーカーへと領域を広げている点だ。
3Dプリンターとレーザーカッターは、ものづくりにおいて相性の良い組み合わせでもある。3Dプリンターで複雑な立体部品や筐体を造形し、レーザーで木材やアクリルなどの板材を切断・彫刻することで、試作品や模型、治具、サイン、インテリアなど、製作できるものの幅は大きく広がる。

現時点でR1の価格や発売日、日本国内での展開などは明らかにされていないが、3Dプリンター市場で急速に存在感を高めてきたBambu Labが、初のレーザー加工専用機でどのような性能とユーザー体験を提示するのか。2026年9月に予定される続報に注目したい。


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