Bambu Lab、新型3Dプリンター「A2L」を発表

大型モデル製作と多色造形をより手軽に実現する新モデル「Bambu Lab A2L」

3Dプリンター業界をけん引する Bambu Lab は、従来のAシリーズが持つ扱いやすさを継承しながら、大型造形と多用途なものづくりに対応した新型3Dプリンター「Bambu Lab A2L」の発売を開始した。

「Creative Playground(創造の遊び場)」をコンセプトに開発されたA2Lは、大型造形、マルチツール対応、全自動キャリブレーション、高精度制御、多色・多材料造形、直感的な操作性、そして屋内使用への安全配慮を兼ね備え、初心者からクリエイター、小規模事業者まで幅広いユーザーに向けた製品として登場した。

最大の特徴は、330×320×325mmの広い造形エリアで、大型フィギュア、コスプレ用パーツ、試作品、インテリア用品など、これまで複数に分割して造形する必要があったモデルも、一体で出力しやすくなった。大型化により接着や後加工の手間を減らせるため、完成度の高い大型プロジェクトへ挑戦しやすい。

さらに、A2Lは3Dプリントだけにとどまらない拡張性を備えている。ブレードカッティングやペンプロット用のモジュール式アドオンに対応し、素材を切る、線を描くといった作業まで1台で対応可能だ。模型制作、クラフト、デザイン試作など、従来の3Dプリンターの枠を超えた活用方法を提案する。

使いやすさの面でもA2Lは初心者を強く意識した設計となっている。3Dプリンターで重要となるベッドの水平調整やノズル位置のオフセット調整を自動で行う全自動キャリブレーション機能を搭載。手作業による細かな調整を減らし、箱から出してすぐに造形を始められる。また、大型モデルや高速造形時に問題となりやすい振動対策にも力を入れている。A2Lは適応型振動補正機能を搭載し、本体の揺れをリアルタイムで検知しながら自動補正を行うため、重量のあるモデルや高さのあるモデルでも、形状の乱れを抑えた高精度な造形を目指せる。
加えて、「Bambu Lab AMS」と連携することで、複数色のフィラメントを使ったカラフルな作品制作や、異なる素材を組み合わせた複雑なモデル製作を効率化できるマルチカラーおよびマルチマテリアル造形にも対応している。

操作面では、高解像度タッチスクリーンを採用。スマートフォン感覚で直感的に操作できるユーザーインターフェースを備えており、造形状況の確認や設定変更も分かりやすい。初めて3Dプリンターを扱うユーザーでも迷いにくく、日常的な運用のしやすさにも配慮されている。
さらに、安全性にも配慮している点も注目だ。A2Lは、排出物質の安全性に関する「UL 2904 GREENGUARD」認証を取得している。これは、屋内環境で使用する製品として排出物質への配慮が行われていることを示す認証であり、家庭、学校、オフィス、工房など室内環境で使用する際の安心感を高める要素となる。

Bambu Lab A2L 技術仕様

  • 造形サイズ (W*D*H):330mm×320mm×325 mm
  • シャーシ:アルミニウムおよびスチール
  • 外装フレーム:プラスチック
  • 外形寸法:544mm×529mm×505 mm
  • 本体重量:12.8 kg(総重量:A2L 17.0 kg、A2L AMS コンボ 18.9 kg)
  • 押出ギア:焼入れスチール
  • ノズル:ステンレススチール
  • 最高ノズル温度:300 °C
  • 対応ノズル径:0.2 mm, 0.4 mm, 0.6 mm, 0.8 mm
  • フィラメントカッター:内蔵
  • フィラメント径:1.75 mm
  • 押出機モーター:サーボ押出機モーター
  • ビルドプレート材料:フレキシブルスチールプレート
  • 付属ビルドプレートタイプ:テクスチャーPEIプレート
  • 対応ビルドプレートタイプ:テクスチャーPEIプレート、エンジニアリングプレート、クールプレート SuperTack
  • 最高ヒートベッド温度:80 ℃
  • 商品ページ:https://bambulab.idarts.co.jp/items/145911269

大型作品をもっと自由に、もっと手軽に製作したいユーザーにとって、A2Lは新たな可能性を切り開く3Dプリンターとなりそうだ。


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