ColorFabbがカーボン系新材料をリリース

金属系フィラメントなどを展開するColorFabbから複合炭素繊維系材料XT-CF20がリリース

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真鍮系素材「brassFill」のリリースについてお伝えしたばかりのオランダのフィラメントメーカーColorFabbから、今回新たに複合炭素繊維系フィラメントXT-CF20」が登場しました。
XT-CF20は、20%程度の炭素繊維を含む複合炭素繊維素材で、PLAをはるかに凌ぐ高強度材料を実現。
ColorFabbは6週間に渡り、Leapfrog Creatr、Ultimaker 2、Replicator 2Xや、複数のRepRapプリンターなどによる造形試験を実施。検証結果を元に唯一考慮すべき問題は、材料の特性から真鍮ノズルのノズル磨耗を加速するため、ColorFabbではステンレス鋼または硬化銅合金製のノズルの使用推奨している。

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価格:€49.95(750g)
出荷予定:2015年2月後半
推奨造形品目:航空宇宙、自動車、プロトタイピング、RCカー、ドローンなど

今回、同製品の高剛性を伝えるサンプルとして、以前当サイトでもお伝えしたオープンソースベースのラジコンカー「RC Truggy/Thingiverse」による造形モデルが公開されています。同製品の特長の一つであるマット表面な仕上りが、数値以上の剛性感を演出していますね。先日お伝えした『最高速48キロで走る輪ゴムパワーの3DプリントRCカー』なんかを造形すると、かなり格好良いかもしれません。

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