- 2018-10-28
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- 3DPrinting, 3Dプリンティング, Direct Manufacturing, Direct Metal Laser Sintering, DMLS, Fashion, Renishaw, Watch, ファッション, 粉末焼結, 腕時計
4000個のピースで構成された3Dプリント製メッシュストラップがコストと製造期間を大幅短縮
オリジナルウォッチブランドを展開する英国ブランドUniform Waresは、英国のAdditive Manufacturing(以下 AM)企業Betatypeと協力し、チタン素材で複雑な構造の3Dプリント製メッシュストラップを開発した。
ロンドンのデザインスタジオUniform Waresは、オリジナルブランドとして展開する腕時計に装着するためのチタン製メッシュベルトを開発するに当たり、2012年創業のAM企業Betatypeと協力。Betatypeは、コンシューマー、インダストリアル、航空宇宙、医療、モータースポーツなど様々な分野へ、AM製造の機能コンポーネントを提供するAM製造の専門企業である。
今回新たに発表されたコレクションは、2019年にリリースされる新シリーズ「PreciDrive M-Line ウォッチコレクション」に採用されるチタン製メッシュストラップで、Renishawの高精度メタル3Dプリンタ「Renishaw AM250」によるレーザーパウダーベッドフュージョン(以下 PBF)技術から製造されている。
この3Dプリント製のメッシュストラップは、互いに連結して強くて軽量な構造を形成する4000本以上のリンクから構成されており、重量はわずか10.5グラムと軽量で、装着した腕に自然に沿う柔軟性を有している。最適化されたこのPBFプロセスが、材料の使用量を可能な限り抑えたチタンストラップを製造可能にする。
Uniform Waresではこれまで、5ヶ月の製造期間と数百または数千本単位のミニマムオーダーを必要としていた従来のメッシュストラップから、3Dプリント製ストラップに切り替えることで、60個程度から注文をすることが可能となり、リードタイムも大幅に短縮することができるようになったとしている。
このコラボレーションに成功した両社は既に次のプロジェクトに取り掛かっており、近日各社サイトからその内容について公開する予定である。
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