Anker初の3Dプリンタ「AnkerMake M5」を販売開始

プリント速度と精度を追求したAnkerグループ初の家庭用3Dプリンター「AnkerMake M5」販売開始

米国・日本・欧州を中心にデジタル関連製品でトップクラスの販売実績を誇るAnkerグループの日本法人であるアンカー・ジャパンは「Anker」のサブブランド「AnkerMake」より、米国のクラウドファンディング Kickstarter において3Dプリンターとして史上最高額を達成した家庭用3Dプリンター「AnkerMake M5」を、公式サイトと一部のAnker StoreAmazon および 楽天市場 にて販売を開始した。

AnkerMake第1弾製品として登場した本製品は、一般的な家庭用3Dプリンターに比べて完成までのスピードが速く高精度なことが魅力で、強力なモーターとダブルベルトを組み合わせることによる「PowerBoost」テクノロジーでプリントにかかる時間を約75%短縮し、最大加速時は一般的な家庭用3Dプリンターの約5倍の速さとなる250mm/秒の高速プリントを実現。また、高精度を可能にする構造のウルトラダイレクトエクストルーダーに加えて、製品本体のフレームにはアルミニウム合金構造を採用することで、高速プリント時でも安定感を保ちながら、0.1mm単位の精度が高いプリントが可能。また、高度なアルゴリズムにより49ポイントから自動でレベリングができるため、ノズルとヒートベッドの高さを手動で合わせる必要がなく、ワンタッチで水平調整可能。また、1080pの高精細なAIカメラも搭載しているため、制作時の様子をタイムラプス映像として撮影・記録の設定ができる他、プリントのズレやエラーを検知すると専用アプリにて通知、停止の操作ができるため、フィラメントの無駄な消費を防ぐことができる。

性能以外にも、初心者でもシンプルに操作ができる設計が特徴で、箱を開けてから約15~20分で完了する簡単な組み立て構造の採用や本体に搭載したタッチパネルで簡単に直接操作ができ、プリンターやパラメーターの設定可能。
Wi-FiまたはUSB-Cメモリを使用してデータ転送することができ、アプリやソフトウェアから簡単にプリントファイルが選択できる。さらに、別売りの5色のフィラメントや、今後販売予定の多色プリントを可能にするプリントエンジンを合わせて使用することで、初心者から3Dプリンターを使い慣れたクリエイターまで楽しめる製品となっている。

基本スペック

  • 本体サイズ:約50.2 x 43.8 x 47cm (フィラメントホルダーを除く)
  • 本体重量:約12.6kg
  • データ転送方法Wi-Fi / USB Type-Cメモリ
  • 電源AC 100-120V / 350W
  • パッケージ内容:本体、ネジ、電源コード、フィラメント150g、工具、クイックスタートガイド、安全マニュアル、12ヶ月保証、カスタマーサポート
  • プリント方式:FDM (Fused Deposition Modeling「熱溶解積層法」)
  • プリントサイズ (LxWxH):235 x 235 x 250mm³
  • プリント速度:50 – 250mm/s
  • プリント加速度:2500mm/s²
  • プリント精度:±0.1mm
  • ポジショニング精度:XY=12.5um, Z=2um
  • 最大ノズル温度:260℃
  • 最大ヒートベッド温度:100℃
  • タッチスクリーン:4.3インチ
  • 対応ノズル径:0.2mm / 0.4mm / 0.6mm / 0.8mm
  • 対応素材:1.75mm PLA、TPU、ABS、PETG
  • オートレベリング:対応 / 49 (7 x 7) ポイント
  • ヒートベッドの素材:PEI ソフトマグネットシート (スチール製)
  • AIカメラ:○ ※プリント時の異常を検知して通知。異常検知後、アプリとタッチパネルで通知
  • 対応スライスソフト:AnkerMake Slicer
  • スライサー対応ファイル形式:STL / OBJ
  • 商品ページ:https://3dprinter.idarts.co.jp/items/81916507
https://www.youtube.com/watch?v=g5M1dD2ZPa0


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