鏡に写すと変形する視覚トリック「Ambiguous Cylinder Illusion」を3Dプリント
YouTubeで400万回近い再生数となっている話題の視覚トリック作品は、トリックアートで有名な東京大学名誉教授の杉原厚吉先生が発表した「Ambiguous Cylinder Illusion(変身立体)」。
この作品は、2016年6月29日~30日に開催された『第12回 ベスト錯覚コンテスト』で2位に入賞した作品として国内外で大変な話題となっています。
この話題の作品を再現できるデータがThingiverseで公開されているため、早速データをダウンロードして3Dプリント造形してみました!
今回はPolymakerのPolyPlusフィラメントを使い、MOMENT Sで造形。
※MOMENT Sによる純正外フィラメントの使用はメーカー保証対象外です。
完成した変身立体を鏡の前に置くと…。
Ambiguous Cylinder Illusionを見事に再現できました!
立体造形してみると分かりますが、この波型がポイントなんですね。
Thingiverseで公開されたデータは単品ですが、複数にパーツを重ねたり、このデータを参考に色々な作品を造っても面白そうです。
※データに関する諸権利については、Thingiverseの規約に準じてご利用ください。
杉原先生のトリックアート作品は、書籍となって複数発売されているので、より詳しく知りたい方は書籍を参考にしても良いかもしれませんね。
関連記事
- 人口知能が自ら考え3Dオブジェクトを生成!
- ダンサーの動きに追従した美しい3Dプリントアート
- 新生児の鳴き声を立体化
- ラテアート用テンプレートを珈琲フィラメントで造形
- 最新フィラメントProMatteはかなり良い感じ!
- Fusion360とMeshmixerでボロノイパターンを作る
- 圧倒的な存在感を醸し出す3Dプリントゾーエトロープ
- Simplify3Dは最新バージョン3.1をリリース
- 3Dプリンタで造れるトゥールビヨン時計
- あの映画に登場した30周年記念ボトルを3Dプリント
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp