Amazonが19.99ドルの自社ブランド製3Dプリンタ用フィラメントの販売を開始
世界最大手のECサイト、Webサービスを展開する米国「Amazon」は、世界各国から購入可能な自社ブランド製3Dプリンタ用フィラメントブランドを立ち上げた。
AmazonBasicsシリーズとしてリリースされたオリジナル3Dプリンタフィラメントは、1.75mm径を基本とした1kg単位のスプール商品で、PETG、PLA、ABSの3種類から複数カラーやパックがラインアップされている。
スプール商品には小窓付きリールデザインが採用されており、材料の消費量を確認することができる。また、各商品は未使用時の劣化を防ぐため、再密閉可能な収納袋に納められている。
価格はいずれも$19.99を基本とし、5色入マルチパック$79.99、22色入サンプルパック$34.99など複数商品があり、別途配送料を支払うことで全商品日本からも注文することができる。
※ 2018年7月25日現在、PLA及びABSは一時的な在庫切れとなり、PETGは1〜3ヶ月待ち状態となっている。 いずれの商品も発売日が2018年8月30日となった。
現在各商品に対し掲載されているユーザーレビューは、Amazon Vine 先取りプログラム参加者による物で、実際のユーザーレビューはこれからになると思われる。
AmazonBasics 3Dプリンタフィラメント仕様
- ラインアップカラー:ABS 5色、PLA 22色、PETG 10色
- フィラメント径:1.75mm(±0.05mm)
- ノズル温度:ABS 245℃〜265℃、PLA 190℃〜220℃、PETG 230℃〜240℃
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