adidas幹部がCarbon取締役会に参加

adidasは3Dプリントシューズ「Futurecraft」のローンチと共に同社幹部のCarbon取締役会参加を発表

2018年1月18日、量産タイプの3Dプリントスニーカー「Futurecraft 4D」の商用リリースを開始したadidas(詳細情報はこちら)は、グローバルブランドマーケティング担当上級副社長であるEric Liedtke氏が、Carbonの取締役会に参加したことを発表した。

2017年4月、世界初の量産3Dプリントスニーカー「Futurecraft」の開発において戦略的パートナーシップを開始したadidasとCarbon。長年に渡りadidas製品のブランドマーケティング分野を監督してきた上級幹部がCarbonに加わることで、両社の関係性の深さと共に、今後展開されるデジタル3D製造力の強化と、その無限の可能性を内外に示している。

Eric Liedtke氏は「Carbonの取締役会に参加することは大変光栄であり、世界規模でカスタマイズされた製品を設計、製造、提供する方法を根本的に変える同社のビジョンに貢献することを楽しみにしています」と語っている。

また、CarbonのCEOで共同設立者であるJoseph DeSimone博士は「Carbonの取締役とチーム全体を代表して、Ericを私たちの理事会に迎え入れることに興奮しています。Ericは経験豊かで尊敬されるリーダーであり、adidasの創造性と革新性を追い求めた彼の実績は、カーボンの成長戦略にとって非常に貴重なものになるだろう」と述べている。


2018年1月18日に開催されたFuturecraft 4Dローンチイベントの様子 @adidasNYC

先の記事でも紹介した通り、adidasは2018年1月18日よりKITHPackerSNSといった大手ファッション小売業者から「Futurecraft 4D」の販売を開始した。初期ロットの5,000足は、抽選により選ばれた者にだけ提供されたが、両社は今後量産体制を強化し、2019年末までに10万足以上の量産を目標にしている。

既に一部ユーザーからレビュー動画も公開されている。


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