宇宙空間で部品製造する3Dプリントロボット

宇宙空間で3Dプリント部品を製造する自律型3Dプリントロボット

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航空宇宙会社Tethers Unlimited Inc(TUI)は、宇宙空間で使用する3Dプリンティングロボット「SpiderFab」プロジェクトを開発するため、人工衛星などを設計製造するSpace Systems Loral(SSL)と提携。

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「SpiderFab」プロジェクトは、独自のカーボン複合添加剤を利用した製造装置を開発するためのTUIのプロジェクトの一部で、宇宙空間(微重力環境下)で最適に動作する3Dプリントロボットが、トラス構造の太陽電池パネル(サッカー場レベルの大きさ)のベースや大型アンテナ、センサー、宇宙船部品などを製造するための自律型ロボットを研究開発するためのプロジェクトです。

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TUI&SSLの開発する「SpiderFab」方式の3Dプリンティングロボットは、マテリアルスプール、エクストルーダーに複数のアームを備えたコンパクト設計の3Dプリントロボットで、地上から打ち上げられた後、宇宙空間内でワイヤーフレームの構造体を建造します。

地上から何度も部品供給を行う従来の建造方式とは異なり、プリント材料だけを供給し続ければ、大きさや重量などの問題にとらわれることなく構造物を生成しつづけることができるようになります。

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このプロジェクトは、近い将来実現するかもしれない火星探索など、人間とロボットが宇宙探査を進めるための取り組みの一環として、NASAによって資金供給されています。


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