Cerevoは3Dプリント技術を用いたIoTロードバイクORBITRECを発表

家電ベンチャーから生まれたIoTロードバイクORBITREC

現在米国ラスベガスで開催中CES 2016(2016年1月6日~9日)にて、Cerevo社が3Dプリント技術を用いたIoTロードバイク『ORBITREC (オービトレック)』を発表しました。
2016年春発売予定(予価7,000ドル以下)

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同社が手掛けるスマート・スポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」の新製品としてリリースされたこのバイクは各種センサを内蔵しており、メタル3Dプリント技術を利用して使られたラグ(カーボンフレームを接合するためのパーツ)を組み込んだフレームを要するIoTロードバイクです。

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同社は『ORBITREC』の発表と同時に、ORBITRECが備える各種センサと通信機能を外付けアダプタとして既存の自転車に取り付けることが可能な『RIDE-1(ライドワン)』を発表。

『ORBITREC』並びに『RIDE-1』には9軸センサ(加速度・角速度・地磁気)、温度、湿度、気圧、照度、GPSなどがを搭載されており、走行中の場所や速度といった基本的な情報にだけでなく、傾きや衝撃などフレームの状態についての情報も取得。

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同製品はBluetoothとANT+を搭載しており、スマートフォンなど他のデバイスやサービスと連携することが可能で、走行中の転倒やグループからの遅れが発生した際に仲間へSMSで通知したり、サスペンションダンピング変更、照度センサと連動した自動点灯機能などの設定が可能。
専用サーバを用いたビッグデータ分析・フィードバック機能を用いることでと、転倒発生率が高い場所をGPS情報と併せてマーキングし、「この先転倒多数のため減速を促す」といったプッシュ通知も可能となる。

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「ORBITREC」は、以前ご紹介したデザイナー柳澤郷司氏のデザインユニットTripple Bottom LineとDMM.make AKIBA、 ABBALabが共同で開発したロードバイクフレームのコンセプトモデル「DFM01」を発展させた製品。
オーナーの体に最適なジオメトリを実現するオーダーメイド・フレームを短期間かつ安価に製作するため、チタン焼結型3Dプリント技術とカーボンファイバーチューブを組み合わせた構造を開発。本格的なレースで使える軽量フレームオーダーメイド・フレームにも関わらず、最短納期1カ月以内、価格7,000ドル以下を実現。

ソース:https://info-blog.cerevo.com/2016/01/05/1722/


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