- 2015-12-13
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Autodesk 3ds Maxは『2016 Extension 2』で3Dプリント機能に対応
オートデスク主力製品の一つであり、世界的シェアを誇る3DCGソフト『3ds Max』は、最新拡張パッチとなる『3ds Max 2016 Extension 2』でAutodeskの3Dプリントツール『Autodesk Print Studio』に標準対応した。
今回の『3ds Max 2016 Extension 2』では、Print Studioへのワンクリック対応の他、MCGの根本的な改善や流体力学計算(CFD)による解析データを基にしたスプラインなどを生成~操作、アニメーション化する機能などが追加されています。
Fusion 360にも標準対応している『Autodesk Print Studio』は、読み込まれたOBJ又はSTLファイルからエラー検出~自動修復機能を備えている他、レイアウトの最適化やオートサポートにも対応した高機能ソフトウェア。
EmberなどSparkプラットフォームのために開発されたツールですが、以下のような既存3Dプリンターにも対応している。
Autodesk Print Studioに対応する3Dプリンター対応情報は以下サイトより確認することができます。
https://spark.autodesk.com/developers/support/compatible-printers
2015年12月現在対応の3Dプリンター
- Autodesk® Ember™
- Dremel® 3D Idea Builder
- Makerbot® Replicator® 2*
- Printrbot Play
- Printrbot Plus
- Printrbot Simple
- Type A Machines® Series 1
- Ultimaker B.V. Ultimaker 2
更に『3ds Max 2016 Extension 2』では、3Dオブジェクトにテキストや図形をマッピングする機能が追加されており、モデルにマッピングされた2D画像は元データの変更をリアルタイムに自動的更新される。
マッピングファイルをベースにした3Dデータ化などに最適な機能です
id.artsでも20年近く利用するメインツールの一つ3ds Max。日常的に3Dプリント用データ製作に活用していますが、今後の機能拡張で更なる3Dプリント環境への最適化が進むことに期待したいところです。
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