iPhoneと3Dプリンタをベースとした安価な寄生虫検出器

3Dプリント筐体に納まった安価なスマートフォン顕微鏡は血液中の寄生虫検出用デバイスに!

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カリフォルニア大学バークレー校のエンジニア達が率いる研究チームは、アメリカ国立アレルギー感染症研究所(NIAID)と提携し、この血液検査用デバイスを開発しました。
CellScope Loaは、一滴の血液から寄生虫の感染を自動検出する新しいスマートフォン顕微鏡。3Dプリント造形される筐体内部には、レンズモジュール、Arduino、Bluetoothボード、サーボモーター、LEDランプなど(詳細は下図の通り)が内包されており、僅かな血液から寄生虫の蠢動(しゅんどう/虫などがもぞもぞと動くこと)などをほぼ自動的に検出することが可能。

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FDM方式の3Dプリンタで造形されたCellScopeの筐体内には、これらのパーツが組み込まれており、安価なデバイスの構築を実現している。

サーボモーターに設置された歯車により、血液サンプルを乗せたトレイは自動的にカメラ位置へ移動し、レンズモジュール+スマホカメラで撮影。撮影された映像から寄生虫の証拠となる蠢動を解析。このデバイスの制御には、専用に開発されたアプリを介してほぼ自動化されており、本体に内包されたBluetoothを介し、撮影された血液サンプルの分析情報を入手することができる。

感染リスクの高いサハラ以南のアフリカ(熱帯気候を中心とする地域)では、河川盲目症はブユなどを介して感染し、感染性失明などの原因となる場合が多々あります。2011年CDCの発表では、感染者の99%がアフリカ大陸内の30カ国に集中しています。
Arduino互換ボードなど安価な電子機器と3Dプリントを活用することで、高価な医療機器を揃えることが難しいアフリカの貧困地域などに、容易に血液検査などを実行できる環境を提供することができるようになっています。

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スマホ顕微鏡「Leye(エルアイ)」

以前ご紹介した、スマホ顕微鏡「Leye(エルアイ)」上記のような医療用デバイスとは異なる物ですが、教材用途などにスマホを使った簡易的な顕微鏡撮影を楽しめるツールです。Amazonのレビューにもあるように、位置合わせがちょっと面倒なため、id.artsではこのレンズ位置合わせ用パーツ(iPhone&iPad用)をDMM.makerinkak内のショップから販売しています。iPhone6及び6 Plusや最新iPad用データも揃っておりますので、近々追加アップいたします。

スマートフォン顕微鏡 Leye エルアイ 球型レンズ 30-100倍 iPhone android タブレット 自由研究 自然観察

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