3D SystemsがTitan Additiveを買収

3D SystemsはTitan Additiveを買収しLFAM技術を追加

米国サウスカロライナ州に本拠を構える3Dプリンタメーカー 3D Systems は、コロラド州に拠点を置く産業用大型3Dプリンタメーカー Titan Additive LLC(通称 Titan Robotics)の買収に関する契約を締結したことを発表した。

Titan Roboticsは、ペレットベースの3Dプリント技術におけるマーケットリーダーであり、Titan独自の大型積層造形(LFAM)技術をベースとしたハイブリッドツールヘッド構成を使用して、アプリケーション固有のプロセスを開発し顧客に提供する唯一のメーカーである。

ペレット押出、フィラメント押出および精密仕上げ用のスピンドルツールヘッドを含むハイブリッドツールヘッド構成を有するTitan Roboticsのモジュール式3Dプリントシステムは、アプリケーションに応じて最適な組み合わせを選択することができ、30×30×45インチから最大50×50×72インチまで拡張可能な加熱造形プラットフォームとチャンバーを使い、最高30,000mm/mのプリントス速度で大型工業部品を製造することができる。

ペレットを用いたダイレクト3Dプリントシステムは、低デュロメータ(軟質)から、炭素繊維やガラス繊維を高充填したような高性能・高充填樹脂まで、数百種類の材料を使用可能で、顧客は用途に応じた理想的な材料を選択できるだけでなく、最大で75%のコスト削減を実現する。この買収により3D Systemsは、ポリマーAMソリューションのポートフォリオを強化し、鋳造、消費財、サービスビューロ、輸送・モータースポーツ、航空宇宙・防衛、一般製造などの市場における新たなアプリケーション開発に適応した能力を有することになる。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る