3Dプリント技術を利用した視覚障害者のための触覚ディスプレイ

視覚障害者のための対話型触覚ディスプレイシステム『Linespace』

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ドイツに本拠を置くハッソープラットナー研究所(HPI)のメンバーは、3Dプリンタ技術を応用した視覚障害者のための触覚ディスプレイシステム『Linespace』を開発しました。

この触覚ディスプレイシステムは、従来の点字とはことなる手法で視覚障害者を補助することを目的として、3Dプリント技術を応用し開発されています。

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Linespace本体には3Dプリントエクストルーダーにフィラメント除去用スクレーパーを備えたヘッドを備えており、140×100cmのテーブル(プリントエリア)上に立体的な線(PLAフィラメント吐出による線)を描くことで、視覚障害者へ情報を伝えることができる。

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同システムは、ソフトウェアとの対話形式でコントロールするシステムとなっているため、ユーザーはフットペダルスイッチのON/OFFを利用してシステムへ命令を行い、必要な情報をディスプレイ上に描くことができます。
また、ディスプレイ上部に備えられたオーバーヘッドカメラがユーザーの動きをリアルタイムで認識しており、ユーザーの望む適切な場所へのプリント(描画)が可能。恐らく、動画中にも確認できる爪に貼られた黄色のテープがマーカーになっているのかもしれませんね。

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現時点では単純な線描だけとなっていますが、今後はより複雑な空間データの認識と描画を実行可能にするための研究を重ねるとしています。


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