3Dプリント技術で愛猫の健康管理

Fusion 360と3Dプリンタで制作したフードディスペンサーを使って愛猫の健康管理

Amazonのエンジニアで猫好きのPiotr Westfalewicz氏は、3Dモデリングソフトウェアと3Dプリンタを利用し、愛猫の健康状態を管理するための自動給餌器を開発した。

Amazon WebサービスのソフトウェアエンジニアであるPiotr氏は、愛猫の健康状態をモニタリングし、適切な餌やりを管理するため、オリジナルデザインの自動給餌器を開発。

3Dモデリング未経験だった彼は、Fusion 360の習得から始め、指定したスケジュールで餌を提供し、猫の体重を測定し最適な食事管理を可能にした自動給餌器をデザイン。ほとんどの部品は3Dプリンタで出力された物で、約100時間を要し、1kgのPLA材料を使用。基本設計からFusion 360の習得までを含めると完成までに約1年半を費やした。

WiFi接続された自動給餌器は、フィーダに到着するまでの所要時間や猫の体重などを含む、愛猫の食生活管理に必要な情報をクラウド上にアップロードし、専用に開発したWebダッシュボードからそれらの情報を確認し、給餌の量やタイミングをコントロールすることができる。

この自動給餌器で使用されたデザインデータはオープンソースとして公開される予定で、誰でも自由に利用することができる。


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