米海軍艦艇にゼロックス製3Dプリンタを搭載

米海軍の艦船に搭載された最初の金属製3Dプリンターゼロックス「ElemX」

Xerox Elem Additive Solutions(ゼロックス・エレム・アディティブ・ソリューションズ)は、米海軍のUSSエセックス/LHD 2(強襲揚陸艦)に、同社の液体金属3Dプリンタ「ElemX」を設置。これは、米海軍の艦船に設置された最初の金属3Dプリンタとなる。
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「ElemX」3Dプリンタは、今月初めにハワイ州パールハーバーで同艦に設置され、運用ガイドラインの策定と、アプリケーションやユースケースを決定する技術的なフィージビリティ・スタディ(事業化の可能性を調査)のための試験が開始されており、エセックスチームは、船内アイテムの設計とプリントを行い、海軍大学院と太平洋海軍水上軍司令官(COMNAVSURPAC)にフィードバックを提供する予定となっている。

Photo U.S. Navy

「ElemX」は、標準的なアルミニウムワイヤーを使用するゼロックスの液体金属AM技術をベースにしており、他の金属3Dプリンティング技術とは異なり、扱いが難しく危険な金属粉を必要としないため、マシンを操作するための特別な施設の準備や個人用保護具を必要としない。また、この3Dプリンタは後処理を最小限に抑えることができるため、部品化までの時間を短縮することもできる。このように信頼性の高い交換部品をオンデマンドで生産可能な「ElemX」は、派遣部隊にとって複雑なグローバルサプライチェーンへの依存度が低下するとしている。

Elem Additive のGMである Tali Rosman 氏は「軍事サプライチェーンは、世界で最も複雑な仕組みの1つであり、エセックスに「ElemX」を搭載することは、船員等がその複雑さを回避し、必要な時に必要な部品をその場で3Dプリントできるようになったことを意味しています」と述べている。


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