- 2016-7-25
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宇宙旅行と人間の未来を描くイベントで日本人建築家考案の3Dプリント火星基地模型がお披露目
2015年秋、NASA主催『NASA’s Centennial Challenges: 3-D Printed Habitat Challenge』(宇宙探査のための3Dプリント基地考案プロジェクト)で優勝した、日本人建築家 曽野正之・祐子を含むNYの建築家チームの作品『MARS ICE HOUSE(火星の氷の家)』が、7月30日から開催される「宇宙と芸術展(六本木の森美術館)」で、コンペに提出した3Dプリント模型が展示される。
展示会場では「宇宙旅行と人間の未来」をテーマにしたセクションで、MARS ICE HOUSEの1/75スケール3Dプリント模型を展示。
MARS ICE HOUSEは、火星に到着した着陸船に搭載されるロボットによって、地下の氷の採掘と溶解~再凍結を繰り返し造形される、氷素材の3Dプリント基地。
着陸船に搭載された造形用ロボット達が、着陸船を中心に氷(水)を使った基礎と外装を造形。
地下の氷を溶解してできた水に強度アップのための特別な添加剤を含ませ、ロボットが再凍結させながら氷の外壁を構築。火星の平均外気温がマイナス40度以下になることも考慮した設計となっています。
MARS ICE HOUSEの詳細については、過去記事(こちら)を参照ください。
「宇宙と芸術展」は、2017年1月9日まで開催される
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