3Dプリンタでウクライナ復興住宅を建設

セレンディクス、 ウクライナ復興住宅の建設を3Dプリンター技術で支援

日本初の3Dプリンター住宅メーカーであるセレンディクスは、2月19日に東京で開催された「日・ウクライナ経済復興推進会議」における成果として、ウクライナで活動する現地の建設会社と、復興支援に関する「戦後復興3Dプリンター住宅」技術協力の覚書を交わしたことを発表した。

日・ウクライナ経済復興推進会議の様子

同社は、現地建設会社と協力し、建築用3Dプリンターで復興住宅の建設を目指しており、住宅の建築に必要なデジタルデータを設計し無償で提供。現地ウクライナでは、そのデータを用いて協力企業がコンクリートで住宅の部材を出力し施工。また、防爆試験も行い安全性についての検証も予定している。

同プロジェクトは6月から始動し、まずは2024年内のプロトタイプの建設を目指し、相互に協力しながらプロジェクトを進めるという。同社はウクライナの復興を支援するとともに、本プロジェクトを通して得られる様々な技術やノウハウを、被災地における復興住宅や、新たな住宅モデルの開発に活かすとしている。


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