ドローンと3Dプリンタ出力を組合わせた新サービス登場

ドローン撮影から3Dデータ作成と3Dプリントまでを最短3営業日で提供

北海道の建設コンサルタント会社「和光技研株式会社」は、UAV(無人航空機)による写真撮影から、三次元地形モデルの作成、フルカラー3Dプリンタ出力までを、最短3営業日ほどで提供する新サービス「3D 地形モデリングサービス」の提供開始する。

ワンストップ3D地形モデリングサービスの概要

本サービスでは、UAVによる写真撮影から、三次元モデルの作成、フルカラー3Dプリンタによる出力までを最短3営業日ほどで行う事ができるため、従来の測量手法では数週間かかっていた地形データの作成時間を、劇的に短縮することが可能。

1.UAVによる写真撮影
地形の凹凸により撮影出来ない箇所は三次元地形データを取得できないため、死角を発生させないようUAVの撮影高度や飛行ルートを適宜設定し、日本測量協会が発行したキャリブレーション補正(カメラの歪み補正)を用いて高画質1600万画素で撮影。
利用目的が公共測量の場合は「UAVを用いた空中写真測量マニュアル(案)」に準じた評定点や検証点を設置し、所定の精度管理を行う。

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UAVによる空中写真撮影風景

2.デジタル技術による三次元地形データの作成
UAVで撮影した写真の位置情報をSfM(Structure from Motion)技術により解析し、三次元地形データを作成。その後、三次元地形データにUAVで撮影した写真をテクスチャとして貼りつけ、リアルで高精細な三次元地形モデルを作成。

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UAV撮影位置および3D地形データの復元、手のひらサイズでの出力例

3.高精細フルカラー3Dプリンタ出力
作成した三次元地形モデルは、約600万色の表現が出来る高精細のフルカラー3Dプリンタ(Projet 660 Pro)で模型出力。

 

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想定される活用事例

  • 迅速な初動対応が必要な災害発生時の現地状況把握
  • 有名観光地などの模型
  • 河川や道路工事における進捗管理、出来形管理

本サービスに関するお問い合わせ先
和光技研株式会社
担当者:測量調査課 三浦 大(UAV撮影/三次元データ作成)、情報システム室 香川 誠(3Dプリント)
電話:011-611-0206
URL:http://www.wako-giken.co.jp/
メール:uav3d@wako-giken.co.jp


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