- 2016-9-21
- 3Dプリンタ・各種加工機, 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, FDM, FFF, filament, Makerbot, Stratasys, テクノロジー, フィラメント
MakerBotは第5世代の不具合を改善した新型機『Replicator+』をリリース
コンシューマー向け3Dプリンター市場で世界的シェアを有するMakerBot社は、第5世代Replicatorの改善版に当たる新型3Dプリンタ「The Replicator+」と「The Replicator Mini+」をリリースした。
前モデルの「第5世代 Replicator」は不具合も多く、MakerBot失速の原因の一つとも言われていましたが、今回リリースされた「The Replicator+」は、その前モデルの改善版と位置付けられる新型機となっている。
新たにリリースされた「The Replicator+」は、耐性強化のため新設計されたフレームや造型物を外しやすくした「Grip surface(フレキシブル)」プラットフォームを搭載。
また、不具合も多く不評だったエクストルーダーには、新樹脂「Tough PLA」に対応した新型「Smart Extruder+」が採用されており、信頼性と安定性を向上させた。
折り曲げ可能なフレキシブル造形プラットフォーム「Grip surface」
長時間検証で信頼性を向上させた新型エクストルーダー「Smart Extruder+」
造形エリアはReplicatorよりも25%拡大され、プリント速度も30%向上。380,000時間オーバーの試験を経て、高い信頼性と精度を実現するため筐体を再設計。
新たに設定された高耐久性、高衝撃性新樹脂「Tough PLA Bundle」は、新型エクストルーダー「Smart Extruder+」に最適化されたPLAフィラメント。
The Replicator+ スペック
- 本体価格:$1999
- 造形ボリューム:295x195x165mm
- 最小レイヤー:0.1mm
- ノズル径:0.4 mm
- 電源:100-240V, 50/60Hz
- ソフトウェア対応OS:Windows(7, 10)、OSX(10.9+)
- 接続:WiFi、USB、Ethernet
- 対応データフォーマット: STL, obj, thing, makerbot
- 対応材料:PLA樹脂、Tough PLA樹脂(1.75 mm)
- 本体サイズ: 528x441x410mm
- 位置決め精度:XY 11ミクロン、Z 2.5ミクロン
- 造形台:Grip Surface
- カメラ解像度:640 x 480
The Replicator Mini+ スペック
- 本体価格:$999
- 造形ボリューム:101x126x126mm
- 最小レイヤー:0.1mm
- ノズル径:0.4 mm
- 電源:100-240V, 50/60Hz
- ソフトウェア対応OS:Windows(7, 10)、OSX(10.9+)
- 接続:WiFi、USB
- 対応データフォーマット: STL, obj, thing, makerbot
- 対応材料:PLA樹脂、Tough PLA樹脂(1.75 mm)
- 本体サイズ: 295 x 349x381mm
- 位置決め精度:XY 11ミクロン、Z 2.5ミクロン
- 造形台:Grip Surface
- カメラ解像度:640 x 480
Replicator関連記事
- MakerBotがニューヨークの組立施設を閉鎖
- 洗浄用フィラメント『Dyna-Purge 3D Clean』再入荷のお知らせ
- 米国生まれの会員制DIY工房『TechShop』
- MakerBot第五世代用改良型エクストルーダー
- 多枚数写真からの立体造形「3Dプリント編」
- あの映画に登場した30周年記念ボトルを3Dプリント
- 3Dプリント技術を利用したアートのような洋菓子
- 導電性フィラメントと高磁性フィラメント再入荷と値下げのお知らせ
- 週刊『マイ3Dプリンター』再刊行決定
- 3Dプリンタを背負ってお出掛け!
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp