MakerBot新型3Dプリンタ「The Replicator+」をリリース

MakerBotは第5世代の不具合を改善した新型機『Replicator+』をリリース

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コンシューマー向け3Dプリンター市場で世界的シェアを有するMakerBot社は、第5世代Replicatorの改善版に当たる新型3Dプリンタ「The Replicator+」と「The Replicator Mini+」をリリースした。

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前モデルの「第5世代 Replicator」は不具合も多く、MakerBot失速の原因の一つとも言われていましたが、今回リリースされた「The Replicator+」は、その前モデルの改善版と位置付けられる新型機となっている。

新たにリリースされた「The Replicator+」は、耐性強化のため新設計されたフレームや造型物を外しやすくした「Grip surface(フレキシブル)」プラットフォームを搭載。
また、不具合も多く不評だったエクストルーダーには、新樹脂「Tough PLA」に対応した新型「Smart Extruder+」が採用されており、信頼性と安定性を向上させた。

折り曲げ可能なフレキシブル造形プラットフォーム「Grip surface」

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長時間検証で信頼性を向上させた新型エクストルーダー「Smart Extruder+」

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造形エリアはReplicatorよりも25%拡大され、プリント速度も30%向上。380,000時間オーバーの試験を経て、高い信頼性と精度を実現するため筐体を再設計。

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新たに設定された高耐久性、高衝撃性新樹脂「Tough PLA Bundle」は、新型エクストルーダー「Smart Extruder+」に最適化されたPLAフィラメント。

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The Replicator+ スペック

  • 本体価格:$1999
  • 造形ボリューム:295x195x165mm
  • 最小レイヤー:0.1mm
  • ノズル径:0.4 mm
  • 電源:100-240V, 50/60Hz
  • ソフトウェア対応OS:Windows(7, 10)、OSX(10.9+)
  • 接続:WiFi、USB、Ethernet
  • 対応データフォーマット: STL, obj, thing, makerbot
  • 対応材料:PLA樹脂、Tough PLA樹脂(1.75 mm)
  • 本体サイズ: 528x441x410mm
  • 位置決め精度:XY 11ミクロン、Z 2.5ミクロン
  • 造形台:Grip Surface
  • カメラ解像度:640 x 480

The Replicator Mini+ スペック

  • 本体価格:$999
  • 造形ボリューム:101x126x126mm
  • 最小レイヤー:0.1mm
  • ノズル径:0.4 mm
  • 電源:100-240V, 50/60Hz
  • ソフトウェア対応OS:Windows(7, 10)、OSX(10.9+)
  • 接続:WiFi、USB
  • 対応データフォーマット: STL, obj, thing, makerbot
  • 対応材料:PLA樹脂、Tough PLA樹脂(1.75 mm)
  • 本体サイズ: 295 x 349x381mm
  • 位置決め精度:XY 11ミクロン、Z 2.5ミクロン
  • 造形台:Grip Surface
  • カメラ解像度:640 x 480

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