- 2014-1-14
- 最新情報
ドイツのRepRap社が開発した「PP Plastic」
食品グレード対応の3Dプリンタ用PPフィラメント
ドイツのRepRap社が開発した食品グレード対応のPP(ポリプロピレン)フィラメントは、一般的なPP製品同様、食品(食器等)でも安全に利用できることが特徴。通常の食器同様に洗浄することも可能なため、衛生面でも問題無く利用できる材料です。
既存の3Dプリンタ用フィラメントの多くは、毒性こそあまり気にすることはありませんが、食品(食器等)へ利用するには不向きな物がほとんどです。弊社でも、食器関連などのデザインモックアップにABS材で3Dプリントしたモノを用いて実使用テストを行いますが、あくまでABSの場合に限っての使用です。
時折、PLA材料を使って3Dプリントしたマグカップなどでコーヒーを飲まれてる方がいるようですが、かなり勇気のいる行動ですねw
当然、小さい子供には利用させられません。
しかし、このPPフィラメントを利用することで、日常利用可能な食器なども3Dプリント造形することが可能になります。
フィラメント価格
- 2.1kg/black(3mm):99,95 ユーロ
- 0.75kg/black(3mm):54,95 ユーロ
この材料を使ったプリント品はFDM方式による造形のため、造形精度には限界があります。一般的な成形品とは当然大きな差がありますが、アイディア次第で様々な用途に活用できそうですね。現在では黒色しか無いようですが、今後のカラーバリエーション展開に期待したいところです。
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