オークマは世界初高精細の金属積層造形を実現する次世代型超複合加工機を開発
NC工作機械などを製造・販売するオークマ株式会社(以下オークマ)は、最先端レーザ加工を融合した世界初の次世代型超複合加工機「MU-6300V LASER EX」、「MULTUS U3000 LASER EX」を開発。
この「LASER EX」シリーズは、ミーリング、旋削、研削加工に、焼入れ、金属積層造形を加えた究極の工程集約を世界で初めて1つのマシンで実現し、マスカスタマイゼーションを支えるスマートマシンとして、また、航空機エンジン基幹部品の品質要求に応えうる積層造形技術のソリューションとして、新たなものづくりの可能性と価値創造をご提案。
左)MU-6300V LASER EX、右)MULTUS U3000 LASER EX
多種多様なワークに対応するため「MU-8000V LASER EX」 、「MU-6300V LASER EX」、「MU-5000V LASER EX」、 「MULTUS U4000 LASER EX」 、「MULTUS U3000 LASER EX」の全5機種でシリーズ展開。中でも、ワークサイズφ1000mmに対応した「MU-8000V LASER EX」は世界最大の金属積層造形マシンとなっています。
オークマは、2016年11月17日(木)から東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2016で「MU-6300V LASER EX」「MULTUS U3000 LASER EX」を出展する。
特長と実現技術
- LMD(Laser Metal Deposition)式による高効率大容量と高精細積層造形の両立
- 世界初、レーザ精密焼入れにも対応
- 多種なワークサイズ、形状への対応
- 航空機基幹部品の品質要求に応えうる世界最高水準の高信頼性、安定性
関連記事
- 世界初のインクジェット金属3Dプリンタお披露目?
- 中小企業向け低価格金属3Dプリンタ
- 日立はハイエントロピー合金の積層造形技術を開発
- Roland金属製品用プリンターMPX-95をリリース
- RolandDGから新型切削機「MDX-50」登場
- AR技術を応用した世界初の携帯型CNCマシン
- 1995ドルから購入可能なGlowforgeの3Dレーザーカッター
- Sodickが金属3Dプリンタ複合機「OPM250L」をリリース
- ColorFabbからを真鍮ベースの新素材brassFillを発表
- 研磨プロセス最新事例ミラノサローネ出品作品
- ColorFabbがカーボン系新材料をリリース
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp