研磨プロセス最新事例ミラノサローネ出品作品

ミラノサローネ出展作品 nendo「50 MANGA CHAIRS」の研磨工程でTuneD3が適用されました

現在イタリアで開催中の「ミラノ・サローネ国際家具見本市」に出品されているnendo(有限会社nendo 代表:佐藤オオキ氏)様が出展された、漫画の表現手法を応用した家具「50 MANGA CHAIRS」の制作工程において、id.artsで企画・販売のお手伝いさせていただいておりますMipoxの研磨材「TuneD3」技術が適用されました。

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nendo 公式サイトより

ミラノサローネ出展作品 nendo「50 MANGA CHAIRS」で利用された研磨素材は、TuneD3 STANDARDTuneD3 HiPOLISHの2種類。

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nendo 公式サイトより

TuneD3 HiPOLISHは、アクリル以外に「金属(SUS、アルミ等)」も高品位な鏡面にすることが可能であるため、今回の作品の「仕上げ用研磨材」として用いられました。
作品の大部分はバフ研磨で仕上げられていますが、バフ研磨が行き届かない細かい部位や、意匠的に重要な箇所等に対し、重点的にTuenD3が使用されました。

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nendo 公式サイトより

TuneD3の適用内容詳細

  • 複雑に入り組んだ形状や、バフ等の通常の研磨方法では対応出来ない狭い隙間、曲面に対して「TuenD3」を利用。
  • 研磨加工後、溶接(接合)を行う箇所が多数あり、既に仕上がっている鏡面を崩さずに溶接痕のみを除去する目的として「TuenD3」を利用。
  • 完成後、スタジオでのCM撮影やミラノ・サローネへの移設(輸送)時に入ってしまったキズ、打痕等のリペア用として(特別な工具を使用せずにもとの高品位な表面に戻す事ができる素材として)「TuenD3」を利用。
  • nendo様が求める高度な鏡面レベルを実現するため、TuneD3 HiPOLISHの化学機械研磨方式が必要であった。

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nendo 公式サイトより

50 manga chairs
for Friedman Benda
漫画は輪郭線で構成されることによる平面性と抽象度の高さを伴った表現手法である。 日本だとそのルーツは江戸時代の浮世絵にまで遡るとされており、我々の文化に深く根付いた存在とも言えるが、 その漫画が持つ強い記号性を家具デザインに応用させることを考えたインスタレーション。 一枚の紙に複数の「コマ」を連続させることでシークエンスを生み出している漫画と同様に、 ベースとなるシンプルなイスをグリッド状に50脚並べ、 それぞれが独立した家具としてではなく、お互いの関係性をそれとなく感じさせることを試みた。 さらに、そのひとつひとつに漫画的な要素を加えていき、 「フキダシ」や「効果線」によって音声や動作などを視覚化したり、 「漫符」と呼ばれる、汗や涙などによる感情表現を活用することで、キャラクター性や物語性を持たせようと考えた。 また、できる限り色やテクスチャーといった物質感を与えたくないという思いから、 漫画と同じく、現実世界を投影することで新たな空間的レイヤーを生み出してくれる「ミラー」で全面を仕上げることにした。
nendo様公式サイトより引用


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