95%以上の工程を自動化する3Dマッピングソフトウェア

APPLE TREE、95%以上の工程を自動化する「IREAL 3D マッピングソフトウェア」をリリース

SCANTECHの日本正規代理店である APPLE TREE は、3Dスキャナー用に開発された3Dテクスチャーマッピングソフトウェアで、スマホや一眼レフカメラで撮影したマルチアングル写真をモノクロのスキャンデータにマッピングすることで、オブジェクトの色やテクスチャを表現できる「IREAL 3D マッピングソフト」を1月26日にリリースした。

IREAL 3D」の特徴

シンプルな操作性・効率的な出力
95%以上の工程が自動化されており、特別なトレーニングなしで簡単にご使用頂く事が可能。さらに、従来の1アイテムあたりのテクスチャー加工時間が、これまでの2〜5時間から30分に短縮。

被写体の自動抽出
AI画像認識機能が本ソフトウェアに搭載されているため、写真の主要部分を自動的に抽出。

スマートマッピング
スキャンデータに誤ったテクスチャー(白班、ピンボケ、非オブジェクト)が含まれている場合、自動で識別。削除された部分のテクスチャーは複数のマルチアングル写真と関連付けて、自動計算し、より高画質なテクスチャーを自動選択できる。その結果、3Dモデル内のマルチアングル画像のテクスチャーを融合する。

マッピングサンプル

ワンストップ処理
テクスチャのリファイン(ノイズを取り除き、粗いエッジをスムーズにし、スキャン中にずれた部分を整えることで、3Dモデルの品質や精度を改善するプロセスのこと)が必要な場合は、シームライン編集、単一フォトマッピング置き換え、カラーレベリング、Photoshop修正などの機能により、ソフトウェア上で全てのプロセスを完了させることができる。

良好な適応性と汎用性
SCANTECH製の3Dスキャナーはもちろんのこと、他社製の3Dスキャナーで取得したSTL、OBJデータを取り込む事が可能。

高品質・高解像度
1つのモデルで4K/8K/16Kの解像度と複数のテクスチャ(フル解像度は16K)をサポート。これにより、元の撮影画像の解像度はそのままで、テクスチャ情報を保存することができる。

Photoshop修正
テクスチャーの局所的に存在する光点・異物マッピングや撮影の死角によるマッピング不足については、Photoshopを使った修正が可能。3Dモデル上で間違ったテクスチャーを選択すると、Photoshop上でテクスチャーの対応位置に自動で合わせることで、テクスチャー修正ができる。

正確なマッピング
テクスチャー精度、カラー均一性、画像の欠陥を示す数値は下記の通り。
テクスチャー精度:≤0.1mm
カラー均一性(複数の写真間のカラー一致性):≥95%
画像の欠陥(異物マッピング、ハイライト、レンズ汚染など):≤0.01%。

IREAL 3D のプラン内容

無料版有償版
使用期限無期限無期限
テクスチャー解像度4K対応8K/16K対応

IREAL 3D 仕様

    データ形式720°デジタル3Dデータ
    出力形式*.obj,*.ply,*.fbx,*.stl,*.off
    テクスチャー解像度16384*16384 / 8192*8192 / 4096*4096
    マッピング誤差≤0.08+0.02*ワーク寸法/300mm
    平均色差(CIEDE2000)≤5
    画像のにじみ≤ 0.01%
    色の均一性複数の写真を貼り付けて光と色を均一にし、対象物全体の色を統一する
    マッピングエッジマッピングされたエッジを継ぎ目なく自然にブレンド
    マッピング精度≤0.1mm
    推奨PCスペックCPU:i7-8750H以上、RAM:32GB以上(64GB推奨)
    GPU:NVIDIA GTX1050Ti(4GB)以上 (AMD社GPUは対応していない)

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