ExtraBoldアジアでの展開を本格化

ExtraBold、ITAP2022への出展とアジアでの展開を発表

大型3D付加製造機「EXF-12」量産機をはじめ、改良機や新機種、3Dプリントヘッドの開発などを手掛ける ExtraBold(以下 エクストラボールド)は、2022年10月18日から20日までSingapore EXPOにて開催される「ITAP2022」に、NAMIC(The National Additive Manufacturing Innovation Cluster:シンガポール)のサポートを得て出展。また同社は、アジア地域を戦略的市場と位置づけ、同地域への展開を本格的に進めることを発表した。

2019年にシンガポールに子会社「ExtraBold R&D PTE. LTD.(以下EB R&D)」を設立したエクストラボールドは、次世代の3Dプリンター開発のためのいくつかの研究プロジェクトを展開していたが、2020年からのコロナ禍の影響により活動が停滞。2022年からリサーチ活動を再開。2022年9月16日にNAMIC主催で開催されたビジネスフォーラムなどにも登壇し、大きな反響を得ていた。

シンガポールの子会社に設置された大型3Dプリンタ試作零号機「EXF-10」

今後は、同社と現地のEB R&Dとの連携により、地元シンガポールの大学や研究機関、企業との共同研究を進めるための準備を再開している。

さらに、シンガポールに拠点を置くEB R&Dを中心に、アジア地域全般への進出を本格的に進める準備をしており、2022年9月24日にタイ・バンコクの「FabCafe Bangkok(タイランド・クリエイティブ・デザインセンター)」で開催されたMeet UPイベントでは、数多くのローカル企業やスタートアップ企業が参加。大型樹脂造形のニーズは地域ごとに異なるが、樹脂のリサイクルへの関心の高さもあり、大きな反響を得ている。


FabCafe Bangkok主催で開催された当社のMeet UPイベント

エクストラボールドは「アジア地域においては、日本国内以上の可能性を感じており、さらなるリサーチ活動を行いながら、今後、アジア地域への進出を積極的に進めてまいります。」と述べている。


3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る