3Dプリントパスタコンテストを開催していたBarillaが3つの受賞作品を発表
2016年12月より募集していた第2回「バリラ3Dパスタデザインコンテスト(Barilla SMART PASTA)」を主催したBarilla社は、1000を超えるエントリーから選ばれた3人の受賞作品を発表した。
第1位に選ばれたのは、26歳のイタリア人デザイナー アンドレア・アネダ作『Turbine』
アンドレア氏は、彼自身が「世界最高の料理人」と呼ぶ母親の意見を参考に、よりソースの絡みやすいパスタを求め、シンプルさと実用性の完璧なバランスを保つデザインとして、このタービンブレードのようなデザインを考案した。
第2位には、ドイツの工業デザイナー コーネリアス・コマンズ作『Water Lily』で、スープに浮かぶ百合の花をイメージして造られた。
第3位は、イタリア人デザイナー マルコ・フェラリン作『Pignabarilla』で、彼自身の故郷であり、自身が「世界で最も美しい山」と呼ぶドロミテの自然界からインスピレーションを受け「松ぼっくり」をイメージしてデザインされた。
各受賞者には、それぞれは€1,000が与えられる。
Barillaが開発するパスタ専用3Dプリンタ
現在パスタには300以上の種類があり、それぞれの形や材料により私達に様々な「食」の楽しみを与えてくれている。デザインに対する商業的関心の高いBarilla社は、イノベーションデザインのプラットフォーム「Desall」を利用し、3年毎に3Dプリンタパスタコンテストを開催。同社は今後も、フード3Dプリンティング技術と創造性の向上を目的に、同コンテストを開催する予定である。
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