センサーカメラが捉えた視線の動きで変化する3Dプリントウェラブル衣装『Caress of the Gaze』
デザイナーBehnaz Farahiが手掛けた『Caress of the Gaze』と言う名の3Dプリント作品は、他者の視線の動きに応じて生き物のように反応するアート系ウェアラブル作品。
Autodesk(ARTISTS IN RESIDENCE)、MADWORKSHOP等の協力を得て製作された同作品は、Stratasysのハイエンド3DプリンターObjet Connex 3とマルチマテリアル素材で3Dプリント造形された「3Dプリント視線作動式ウェアラブル」。
「視線の愛撫」と称されるように、衣装内部には他者の視線を捉えるためのセンサーカメラが内蔵されており、視線の動きに連動するように内部に仕込まれた装置が可動しトゲ(羽)?のようなパーツを滑かに変化させる。
衣装内部に設置されたセンサー
対峙した他者の視線をトラッキング
Caress of the Gaze
デザイナー:Behnaz Farahi
コーディングコンサルタント:Sebastian Morales Prado
メカニカルコンサルタント: Paolo Salvagione
Autodesk(ARTISTS IN RESIDENCE)は、アーティストとメーカーのコミュニティをサポートするプロジェクト。登録デザイナーやエンジニア等が最先端のデジタル機器などを駆使してアイディアを具現化。同社は、プロジェクトのコンサルティングから資金調達、ビルドスペースなどを提供。日本では、DMM.make AKIBAのような活動がこれに近い感覚でしょうか。
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