APPLE TREE、リバースエンジニアリング・三次元測定サービスの提供を開始
3Dスキャナーブランド「SCANTECH」の正規代理店である APPLE TREE は、三次元測定の受託サービスを開始したことを発表した。
サービスの詳細:https://3d-scantech.jp/3d-measurement/
三次元測定サービスの詳細
同社の三次元測定サービスでは、非接触式のハンディー型3Dスキャナー「KSCAN-MAGIC」を現場へ持ち込み、以下の3つのサービスを提供する。
- 三次元寸法測定
- 形状比較評価
- 幾何公差測定
非接触式の3Dスキャナーを用いた、三次元寸法測定の流れ
対象物を接触することなく、レーザー光を照射
↓
反射する時間差や照射角度から形状を解析
↓
3Dデータを取得
非接触式の計測器では、対象物と離れた距離間での計測が可能なため、あらゆる形状・サイズ・シチュエーションに対応。例えば、人が立ち入ることが困難な場所や湾曲した複雑な形状、自動車や文化財のような大型対象物をハンディー型3Dスキャナーで測定することができる。
測定した3Dスキャンデータは、3DCADで設計した3Dデータと位置合わせをして、形状比較を行う。比較結果に関しては、カラーマップ化することにより可視化されるため、欠陥部分などを視覚的に把握することが可能。
そして最後に、断面解析、形状や姿勢などの幾何公差、厚み分布などを測定することにより、形状のズレや歪みを正確に認識することができる。
リバースエンジニアリングサービスについて
リバースエンジニアリングサービスでは、既存の製品・部品などの形状を3Dスキャンし、利用者の用途に合わせた形式にモデリング。図面のない製品に対して、3Dスキャナーを用いて3Dデータを取得することで、以下の用途に活用可能。
- 既存製品の再設計
- 破損部品の修復
- 試作品の3Dデータ化
- 解析用CADの作成
- CAE解析精度の向上
- 3Dプリンターによる造形
- デジタルアーカイブ化
測定機器
三次元測定・リバースエンジニアリングサービスでは、ハンディー型3Dスキャナー「KSCAN-MAGIC」を使用。
「KSCAN-MAGIC」は、青色(平行、シングル、クロス)レーザー、平行赤外線レーザー、写真測量などの機能を搭載し、ディテールの細かい対象物から自動車のような大型の対象物までスキャン可能。
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