バイオ3Dプリンタ開発に世界のトップ大学等が参加

世界のトップ大学や民間研究団体がバイオ3Dプリンターの開発に協力

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サンフランシスコベースのスタートアップ「Aether」は、自社の開発するバイオ3Dプリンター『Aether 1 Bioprinter』の研究のため、世界トップクラスの大学等から成る研究チームと協力し、最先端のバイオ3Dプリンターの研究開発を共同で実施することを発表した。

『Aether 1 Bioprinter』の共同研究に参画する大学及び研究機関、非営利団体は以下の通り
ケンブリッジ大学、ノースウェスタン大学、シンガポール国立大学、マギル大学医療センター、デイトン大学、ミネソタ大学、マクマスター大学、タフト大学、南オーストラリア大学、インディアナ大学、ワシントン大学、ウォータールー大学 、電子・マイクロテクノロジースイスセンター(CSEM)、EMBRAPA遺伝資源及びバイオテクノロジー(EMBRAPA)、ニュージーランドテ・パパ・トンガレワ国立博物館、ROMP(Range of Motion Project)。

工学、材料科学、医学、電気工学など各分野の専門家から成るスペシャルチームによって共同研究が進められ、2016年秋に『Aether 1 Bioprinter』のベータユニットが公開される予定となっている。

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Aether 1 Bioprinterは、最大で24種類の材料をプリントすることができるFFF方式の3Dプリンタです。ヘッド廻りには、8つのシリンジポンプに加え最大14の液滴吐出装置を装備することができるだけでなく、CNCフライス盤やレーザー彫刻用ヘッドにも交換もできるオールランド設計となっている。また、ポンプ圧やレベリング調整、ノズルクリーニングなども自動化されており、メンテナンス性にも配慮された仕様が標準搭載されている。

  • プリンタ本体サイズ:610X432X432mm
  • 最大造形サイズ:315X229X132mm
  • 重量:約15kg
  • 最大解像度:標準モーターZ軸 43nm、標準モーターX / Y軸 1μ、高分解能モーターZ軸 0.4nm、高分解能モーターX / Y軸 10nm

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