米空軍、新型爆撃機に3Dプリント技術活用

3Dプリント技術を活用した米空軍の新型長距離ステルス爆撃機「B-21 Raider」

戦闘機やミサイルなどを開発する米国軍需企業であるノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)と米国空軍は、カリフォルニア州にあるエドワーズ空軍基地で、2025年までに就役を計画している新型長距離ステルス爆撃機「B-21 Raider」を公開した。

2005年以来、7000万ドル(約96億円)以上を投じて3Dプリンティング(アディティブ・マニュファクチャリング 以下 AM)技術開発を手掛けるノースロップ・グラマンは、中小サプライヤーやパートナーによって生産された3Dプリント部品を同社の航空機に5,000個以上採用しており、今回新たに発表されたB-21は、その革新的なステルス技術と共にグラマンの先駆的なデジタルエンジニアリングの実践と高度な製造技術を象徴する機体となっている。


Image: US Air National Guard

ノースロップ・グラマン社AM担当フェロー エリック・バーンズ氏は「現在我が社では、5種類のAM材料を製品に使用していますが、工具を含めると更に多くなります。これらの材料には、Hexcelが提供するEOSマシンの改良型SLS技術であるHexAMを介して3DプリントされるESD PEKKが含まれています。ESD PEKKは、不連続なカーボンファイバーによる電気的散逸性部品の製造を可能にする材料であり、静電気を地面に放散できない航空機に特に有効なものです」と述べている。

米空軍は現在までに6機の「B-21 Raider」を生産しているが、2026~2027年頃までに、核兵器または通常爆弾を配備することができ、人間の乗組員の有無にかかわらず使用可能な「B-21 Raider」を100機製造し、実戦配備することを計画している。


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